筆者の転スラ事情（’22年12月5日時点）
- Web小説：あえて読んでいない
- 書籍（ラノベ）：1巻〜20巻を読了（2周目が終了）
- 書籍（マンガ）：102話まで読了
- アニメ：48話まで鑑賞
書籍（ラノベ）：11巻では、7巻くらいから暗躍している『グランベル』爺さんとの戦いが終わりました。
グランベルはだだの悪役かと思いきや、類まれなる正義感と強さ、人類の平和を願う心からの人生という事が分かり、憎めないキャラになりました。
整理する意味で、グランベルの人生を振り返ってみたいと思います。
① グランベルの紹介
- 本名はグランベル・ロッゾ
- 異世界人
- 光の精霊に祝福を受けた元勇者
- 人智を超えた存在＝聖人とは違い、”勇者の卵が孵ったもの”＝真の勇者
- 東の帝国の皇帝：ルドラに仕えていた
- 西方聖教会の七曜の老子のリーダー格：「日曜のグラン」である
- 西方諸国評議会（今の国連）を誕生させた五大老のリーダー
- シルトロッゾ王国のロッゾ一族の長
- 1000年前から生きている。（精霊が憑依しているから長寿）
- 真の魔王級に強くルミナスと何度も死闘を演じていた
- マリアという妻がいたが、人間か魔物に殺されている
という事で、いろいろな役をこなしてきたスーパー爺さんだったんすね。
おりんや風イラストではこんな感じ
（小説の挿絵を参考にしました。目がw）
② グランベルの人生について
箇条書きにするとこんな感じ？
1000年前
- 1000年前に異世界へ移動
- 光の精霊を宿す
- 光の”真の”勇者として人類の平和をもたらす為に奮闘
- 聖母と崇められていたマリアと結婚
- 魔王ルミナスと人類の平和をかけて何度か衝突
- 魔王ルミナスが人類に危害を加えない事を前提に和解
- 人類をまとめる目的で西方諸国評議会（今の国連）を設立
- ルミナスをトップとする西方聖教会の七曜の一人となる
⇒ この二つの組織により、西側諸国の運営は安定する
グランベルは人類の平和を実現すべく、魔王と戦ったり、組織化をして人類の強化を進めていた
10年前まで
- マリアが殺される
- ※ここで、グランベルの心は狂う事になる
- 長らく、西方諸国評議会の五大老＆西方聖教会の七曜の老子として支配
- 悲願である西側諸国と東側諸国の統一を目論み続ける
- ルミナスと勇者クロノア（クロエ）の会話は盗み聞きしており、クロノアがルミナスの管理のもと冷凍保存されていることを知っていた。
（クロノアが眠りについたのは60年前くらい） - 10年前にシルトロッゾ王国の姫として、マリアベルが生まれる
マリアベルはリムルと同じ異世界からの転生（死んで生まれ変わる）しており、生まれながらにして「人の欲」を使って人を支配するユニークスキルを持つ。
また、前世での経済を支配していた知識を引き継いでいて、3歳のころにはグランベルの野望の一端を担う様になっている
直近～最後
- マリアベルとともに、西側諸国と東側諸国の統一を進めていた
- 2年前にリムルが台頭
- リムルが真の魔王になり、リムルの思想を危険視する
- リムルを排除、もしくは従属させるべくマリアベルが動く
- マリアベルが仕掛けた罠はリムルによって回避され、マリアベルは死ぬことになる
- マリアベルの死をきっかけに、グランベルは再び狂う事になる。
- マリアの死で狂っていたので、マリアベルの死で狂って元に戻る方向になる
- 元の方向とは「人類の平和」であり、それを実現する為に勇者クロノアを復活させようとする
※勇者クロノアに無事にクロエの魂が戻った場合は、正義の勇者として魔王たちを討てる
※クロノアが暴走しても、周りの魔王たちは討たれて平和に近づく - だが、リムルとルミナスによって阻止され、クロノアの暴走が止まる。
- クロノアはリムルが好きなので、魔王たちともうまくやると思われる
- その様子を見たグランベルは、ルミナス / リムル / クロノア に後の世界の平和を託し、逝く。
ラノベの11巻を読めば良く分かる内容です。
間にどんな悪事をしていたのかは分かりませんが、【最初】異世界に来て勇者として戦っている時から【最後】勇者クロノアを復活させるまで、人類の平和を実現するために頑張っていたおじいちゃんという感じです。
ヒナタの真の師匠に
ヒナタは七曜の老子からスキルをコピーしていたので、グランベルも一応師匠という位置づけでしたが、ルベリオスでの最後の戦いでヒナタに訓練を付けていました。
グランベルは一時復活する
ラノベ19巻では、勇者マサユキのスキルで最初の勇者（これがルドラ）の魂が呼び寄せられます。そして大昔ルドラ側近だったグランベルとダムラダも同時に呼ばれます。※ダムラダも19巻の時点ではお亡くなりになっています。
呼び出されたグランベルは、ヒナタに最後の指導をします。そしてヒナタは究極スキル『数奇之王(フォルトゥーナ)』を覚醒させ、精神生命体に近い存在になる手助けをするのでした。（ヒナタの紹介記事は下のリンク記事です）
マサユキのスキル効果が終わるとグランベルは帰っていきます。
グランベルはなんせ、一途で真面目過ぎる人間だったのです。愛する妻を殺されたら狂ってもおかしくない。。。おりんパパも何しでかすか分かりませんからねぇ。
以上、グランベルの人生まとめでした。
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最後まで見ていただき、ありがとうございました。
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