書籍『たった一杯で、幸せになる珈琲』のレビュー

たった1杯で幸せになる

主題の件、これからコーヒーを極めていきたい素人さんにはもってこいの書籍になると思います。

「おいしいコーヒーを淹れたい!」

ということで、おりんパパの修行がスタートしている訳です。

まずは教本的なものを読んでいこうと思いまして

たまたまいい書籍に当たったのですが、最初の教本に株式会社KADOKAWA発行の

『たった一杯で、幸せになる珈琲 〜10時間でマスター!猿田彦珈琲の家コーヒー入門〜』を選びました。

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この記事が参考になる方

・自分でおいしい珈琲を淹れたい初心者の方

・アレンジレシピを学びたい方

おすすめ理由

・素人目線で必要な器具とおすすめの淹れ方がわかりやすかった
・まずは初級、そして中級と上級の淹れ方も紹介されている
・すべて視覚的にわかりやすい写真が使われている
・10種類のアレンジドリンクレシピがあり、試してみたい!
・座学の量も素人にはちょうどよい

では、中身を紹介していきますね。

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商品情報

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

たった一杯で、 幸せになる珈琲 10時間でマスター! 猿田彦珈琲の家コーヒー入門 [ 大塚 朝之 ]
価格:1540円(税込、送料無料) (2021/9/22時点)

  • 著者:大塚朝之(猿田彦珈琲の創業者)
  • 初回発行:2016年12月
  • 定価:1,400円
  • Amazonでは1,540円で販売中
  • 現物のサイズ:26×18.5cm

構成と読んでみた感想

目次よりも先に買い揃えるべきアイテムとExile/ Tetsuyaさんとのコーヒー談義があり、雑誌のような感覚で読めて、まずはとにかく淹れてみる!を前面に出している本です。

コーヒーはまず楽しむ!淹れてみる!という部分は、個人的には共感できるし、最初に選んで良かったなと思う本です。

構成

  • 前置きと必要な道具紹介
  • 著者の大塚さんとExile Tetsuyaさんの対談(コーヒー談義)
  • 目次
  • ペーパードリップの方法
  • 抽出とはどういうことか説明
  • 他の機器での淹れ方
  • 座学(スペシャリティコーヒー、ムーブメント、コーヒー豆の知識)
  • アレンジドリンクのレシピ
  • エスプレッソ(コーヒーの頂点)について
  • 用語辞典

といった流れになっています。

おりんパパがいいなと思ったのは、前半でまずアクションを促し中盤で座学後半でアレンジドリンクのレシピが大量に載っているところ。

コーヒー素人向きにはもってこいなのではないかと思います!
おりんパパの好きなマンガは挿絵としてもでてきませんがw

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おすすめポイント(もう一度)

  • 素人目線で必要な器具とおすすめの淹れ方がわかりやすかった
    ⇒ペーパードリップ、フレンチプレス、エアロプレス、金属フィルター、ネルドリップ、ケメックスと多くの器具を分かりやすい写真と共に紹介されている
  • まずは初級、そして中級と上級の淹れ方も紹介されている
    ⇒ペーパードリップには、使うドリッパーによっても異なるそうなので、レベルに合わせた紹介がされている
  • すべて視覚的にわかりやすい写真が使われている
    ⇒実際にお湯を注いでどの段階でどの状態。というタイムラインで写真が準備されており、素人目に見てもわかりやすい
  • 10種類のアレンジドリンクレシピがあり、試してみたい!
    カフェに出てきそうなメニューとして紹介されている

  • 座学の量も素人にはちょうどよい


これから珈琲を始める人にはすごくいい本だと思いました。

本の中でトピックを1つ、座学の中のコーヒームーブメントについて、この記事で取り上げます。


ファーストウェーブ [ 19世紀後半〜1960年代 ]
  • 流通が発達し、全世界にコーヒーが広まる
  • 保存用の缶が発達し、真空管コーヒーが家庭に普及するようになる
  • 大量生産、大量消費にため、品質が低下していく
セカンドウェーブ [ 1970年代〜1990年代 ]
  • コーヒーの味へのこだわりが高まる
  • チェーン店の時代:スタバなどがアメリカで一世風靡
  • 紙コップでテイクアウトも人気に
サードウェーブ [ 1990年代以降 ]
  • インターネットの普及で輸入形態が変化
  • 高品質のコーヒーをダイレクトトレードすることで付加価値が高まる
  • ドリップ方法が浅煎り豆に変化していく
  • 個人店の時代へ:一杯のクオリティを重視

この記事を書いている時点では3冊くらい読んでるのですが、この本には『フォースウェーブ』について触れています。(他にはいまのところ記載なし)

フォースウェーブはクオリティのあるコーヒーの提供形態の多様化とのこと!

確かにこれからは ”おもてなし” に付加価値を高めていく時代になるのでしょう!!

スポーツやゴルフでの交流もいいですが、コーヒーを振る舞うというのも良い交流方法にしたいと思うのでした。


最後にもう一度商品情報
楽天もAmazonも同じ価格です。

おわり。


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